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CHO-GOURITEKI

仕事も恋も人生も"超合理的"に。

【続編】「幸せになる勇気」では運命の人などいない?一瞬ドキッとした話【感想】

本-レビュー

幸せになる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教えII

どうもマヤーです。

 

今回は、最新刊である「幸せになる勇気」について個人的に気になる部分があったので掘り下げていきます。

 

姉妹図書である「嫌われる勇気」についてはこちらをご覧ください!

【100万部突破】「嫌われる勇気」をストイックに実践した結果

 

 

概要

あらすじはこちら!

 

3年ぶりに哲人を訪ねた青年が語る衝撃の告白。

それは「アドラーを捨てるべきか否か」という苦悩だった。

 

アドラー心理学は机上の空論だとする彼に「貴方はアドラーを誤解している」と哲人は答える。アドラーの言う、誰もが幸せに生きるためにすべき「人生最大の選択」とは何か? 貴方の人生を一変させる哲学問答、再び!

 

第一部 悪いあの人、かわいそうなわたし

第二部 なぜ「賞罰」を否定するのか

第三部 競争原理から協力原理へ

第四部 与えよ、さらば与えられん

第五部 愛する人生を選べ

(出典)幸せになる勇気

 

こんなところに注目

運命の相手などというものは存在しない

運命論の否定

その背景としては、「目の前に愛すべき他者がいるのに、あれこれ理由を並べて『この人ではない』と退け、『もっと理想的な、もっと完璧な、もっと運命的な相手がいるはずだ』と目を伏せる。」ところにあるという。

 

自分が過去の恋愛において、告白して失敗した場合、付き合った人に壮絶に浮気されてしまった…そんな数々の出来事がトラウマとなっている。その後の恋愛において、勝手に自分の中で作り上げ、次もどうせダメだろう、またうまくいかないだろうと思い込んでいる、正当化したいだけであると。

 

さらに、こう続きます。

出会いがないのは逃げているだけ

「出会いが無い、運命の相手と巡り会っていないというのは、逃げであると」

 

一瞬ドキッとしました…あれれ、運命論を否定されちゃった、やべえぞってね。確かに同意する部分がある。

 

マヤー個人の考えとしては、その人にとっての運命の人は統計学的には存在する。

ただし、その人が一生の中で運命の人に100%会えるとは限らないと思っています。

みながみな運命の人と結ばれていないということは、すでに他の人に取られてしまった可能性だってあるからだ。

 

人生の中で相性がいい人と結婚できる人もいれば、そうでもない人とでも結婚できる人もいて、まったく縁がない人がいる。とかく世の中というものは不平等にできている。

 

ただし、実際に、最高に相性のいい人にガンガン巡り会える時期(いわゆるモテ期)があって、そこでぴったり会って結婚している人だっています。だから、運命論を完全否定したくない。

 

今の時代なら絶対数としては会える人数は多くなっているのは事実。行動さえ起こせばたぐり寄せらせる可能性だって広がるはず。このネット時代に生まれたなら、アドラー先生もちょっとは表現を変えたのかもしれないと思うのでした(笑)

 

愛は落ちるものではない

人は、恋に落ちるのではなくて、「互いに築きあげるもの」、そして、愛とは乗り越えるべきもの。

 

結構、斬新な表現。

はじめての共同作業なんていいますが、恋愛は相手あってのこと。

 

「愛とはふたりで成し遂げる課題」と言及しているように、お互いに一緒にいれば、楽しいこともあれば、嫌なこともある。もう顔も見たくないと思うこともある。ただ、どんな困難をも乗り越えてこその愛だと。そんな苦難を共にできる人と歩んでいこう。「わたしが」「ぼく」がではなくて、「わたしたち」がどう生きるのかに主語を置き換えていくことが必要のようです。

 

与えよ、さらば与えられん

もとは新約聖書から来る言葉。まず自分から好きになること、他人を愛することからはじまる。つまりは、心を開くということ。そして尽くし尽くされる関係性を築いていくこと。それが愛であり、幸せにつながる。アガペーの愛ともいうかな。

 

「至誠にして動かざるものは未だこれ有らざるなり」という、まごころを持って接すると人の心も動かすことができると説く、吉田松陰の言葉にも通じる部分はあると感じた。他人を愛することが、共同体感覚を持つことにも関連してくる。恋愛が最小単位のコミュニティとしてとらえるということですね。

 

いつまでも何もしなければ、こちらからアクションを起こさなければ、何かが動き出すことはない。そう、ただ待っているだけでは始まらない。この辺のタイミングがかなり重要なところです。

 

まとめ

幸せになる勇気を書いたきっかけとして、「他者を操作・支配するためにアドラー心理学が使えると思っている方には、アドラーが本当に伝えたかったのはそういうことではないと知ってほしい」と筆者が語っていた。ハウツー本の一種として陳腐な扱いにしたくないということだろう。「幸せになる勇気を」みんなで読んで勉強会しましょう的なキナ臭い流れになるとちょっと怖いかも…

 

本書自体は、今回も実に的を射ていると思う。あくまで筆者マヤーが感じたことなので、捉え方、思うところはそれぞれ違うもの。自分がピンときたところを心に留めておくのがいいでしょう!

 

いま恋愛に、人間関係に迷える人はぜひとも手に取ってみることをおすすめします。

 

最後に、本書のご紹介です。

 

最新刊はこちら。

こちらがアドラー心理学の火付け役となった「100万部」のベストセラー。

・100万部突破!

・嫌われてもいいことを知る

・「幸せになる勇気」とあわせて読む人多数

 

 

自分自身の中に「勇気」を落としこんでほしい。

みなさん、恐れることなく、恋をしよう!

  

「運命とは、自らの手でつくり上げるものなのです 」

 

それではまた!