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【遅延性食物アレルギー】IgG抗体検査キットの使い方・検査結果・体験談を紹介

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※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

【2017/5/11更新】

遅延制フードアレルギー検査(IgG)について紹介していきます。

最近、体の調子が悪い、以前から腰痛や頭痛に悩まされているということはありませんか。 実は、普段口にしている食べ物によってアレルギーを引き起こす可能性があるんです。

そこで今回は遅延性食物アレルギー検査の受け方や筆者が行った検査結果などについて紹介していきます。日頃の謎の不調や慢性的な症状を解消したくて以前に行ったことを交えながらご紹介していきます。

きっかけはグルテンフリー

昔から謎の体調不良に悩んでいた。そして近年ますます悪化してきた。

先日書いた食生活でアップダウンがあるんじゃないかという記事にも関連する。

「グルテンフリー」とは小麦に含まれるグルテンが使われている食品を食べないようにする食事スタイルのこと。最近は小麦(グルテン)アレルギーだと告白する有名人も多い。例えば、ディーンフジオカさんとかテニスのジョコビッチ選手とかが代表的ですね。

グルテンフリーは当時知り合いのモデルさんがこれに激ハマりしてSNSにあげていたのがきっかけ。彼女自身にはアレルギーはないようでしたが、美容のために始めたらしい。

食事に気を遣って努力しているんだなと思って、いろいろと調べてみたら、そこであるキーワードを見つけたのです。

遅延型フードアレルギーとは

すぐには症状は現れない

何やら聞き慣れない名前。普通、食べ物を口に入れて数十分でけいれんや蕁麻疹が出てくるのをアレルギーと思いがち。例えば、そばアレルギーなんかがこれ。

すぐなってしまうような即時性アレルギー(アナフィラキシーショック)とは違い、遅延型フードアレルギーは食後24時間以降に、肩こりや関節痛や腹痛などの症状が発生するというもの。

それが「遅延性」といわれる所以でもあります。とっても厄介で原因を突き止めにくいのです。

食事制限を1年間した現在

該当の食べ物(後ほど書きます)をなるべく取らないように食事制限を1年間ほどしたところ、長年の群発頭痛・腰痛・倦怠感・めまい・ロングスリーパー、そして数年前から発症したハンマーで殴られるような肩甲骨痛は見事に解消された。※個人の感想です。

何かを食べた時の謎の関節痛は未だ解明されていないものの、上記がなくなっただけでも試した価値はあったのだ。

食物アレルギーかどうかをご家庭でも簡単に確かめることができる画期的な検査キットがあるんです。

遅延型フードアレルギー検査キット(IgG)

内容

アメリカの検査機関アンブロシア社が出しているもの。卵・乳製品・魚介類など96種類の項目が検査できる。

アレルギー検査というと、病院でももちろん検査可能だが、初診料や食事改善指導などが入ると、3.5万〜高いところでは5万円かかってしまうのが難点。

それだったら自分でもできるし、少しでもお得になるし、結果自体は同じように出るからとても経済的。こんなものがAmazonで買えるって事がまたすごい時代。

検査項目

以下の96項目の食品・調味料の遅延制アレルギー反応の度合いを検査可能です。

■乳製品(カゼイン、チェダーチーズ、カッテージチーズ、牛乳、ホエイ(乳清)、ヨーグルト)

■フルーツ(リンゴ、アボカド、バナナ、網メロン、チェリー、ココナッツ、赤ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、オレンジ、パパイヤ、モモ、パイナップル、いちご、スイカ)

■ナッツ・穀類(アーモンド、キドニー豆、グリンピース、大豆、さやいんげん、そば粉、カシューナッツ、トウモロコシ、小麦グルテン、緑豆、オートムギ、ピーナッツ、ピスタチオ、玄米、白米、ライムギ、ゴマ、クルミ、全粒小麦)

■野菜(筍、もやし、苦瓜、ブロッコリー、キャベツ、にんじん、カリフラワー、セロリ、きゅうり、ナス、ニンニク、昆布、リーキ、レタス、マッシュルーム、オリーブ(黒)、タマネギ、ピーマン、サツマイモ、ジャガイモ、かぼちゃ、ほうれん草、トマト)

■肉類(牛、鶏、卵白、卵黄、ラム、豚)

■魚介類(あわび、ハマグリ、タラ、カニ、イカ、カキ、バラフエダイ、ホタテガイ、サーモン、シーパーチ、エビ、マグロ)

■スパイス(カレーパウダー、しょうが、マスタード、黒胡椒、チリ(カイエン)、バニラ)

■その他(カカオ、さとうきび、コーヒー、蜂蜜、製パン用イースト、醸造用イースト)

具体的な手順

検査キットに説明が書いてあるのが具体的な手順は割愛しますが、説明に従っていれば、自分でも十分できます。

1.検査キットに備え付けの針を指先にプチンと指して血を出して検査用のガーゼのようなものに染み込ませる。

この際。事前に消毒は忘れずに。

2.あとは血が止まるまで絆創膏を貼っておければすぐに血は止まります。その日にお風呂も当然入れます。

3.あとはポストに投函して2-3週間待ちましょう。アレルギーがあったらそれはそれで検証の余地があるけども、ないという結果もいいなと思いつつ…ドキドキします。

検査結果

該当した食品

アーモンド、カキ、卵黄、卵白、そば、全粒小麦が該当

それぞれのアレルギー値がグラフ化されてレポートとして送られてきます。

なんと、卵アレルギーなのかい… というのが率直な感想でした。

普段好きで食べているものが堂々のランクイン

調子悪い時に卵かけごはん食べて元気だそうと思ってたのが裏目に出ていた。

これが遅延型フードアレルギーの恐ろしさ…

アレルギー重症度が6クラス(段階)まであって、クラス3以上からは気をつけることらしいのだが、どうやらレベル1-2クラスでもおれはダメな模様。ここは個人差がある模様。

生活は様変わり

グラノーラ、アーモンドミルク…ぜったいだめ

温玉、天ぷら、オムライス…嗚呼、旨いものばっかり

ラーメン、つけめん、ぼく…食べられない

一定期間食べてはいけないもの、週に1度程度などクラスに応じて変わってくる。なんという!しばらく生活スタイルは大きく変わったのだった。

最近はアレルギー表示がスーパーや外食でも出ているので非常に助かる。

もし何かよくわからないんだけども体調が悪いとなると当てはまることがあるかもしれない。

そんなときは、IgG 96 スタンダード・フード・パネルを試してみると、何かの手がかりになるかもしれない。

生活への影響

仕事面

はっきり言って、人よりも至極面倒な暮らしをしています。ここまでさらけ出して書くのは初めて。正直に書くのがモットー。

普通の社会人としてうまいこと生きられないってのは何よりも辛いことです。

遅延性アレルギー人口が増えてきているとはいえ、まだまだ少ないのが現状。アレルギー対応コーナーは欧米に比べてまだまだ発展途上。徐々に認識が広がっていくといいなと思っています。

知識としてまず入れておきたければ、こちらの本もおすすめです。

・不調の原因究明
・遅延性アレルギー把握
・アレルギーの対策・食事療法

自分を知る

正直、かなり値段は張ります。ただ、自分がわからない状態で悶々と何十年もいるのは何よりも苦痛。ひとよりもハンデを負って生きなくてはいけないのか、なんて自分はと思ってしまう方もいると思います。

メンタル面での影響は、仕事・恋愛・人生さまざまなところでパフォーマンスを低下させる原因にもなる。

特に、アトピーの方はアレルギーとの相関性が高いと言われているので、もし現状改善していない場合は一度試してみるのもいいだろう。

何より将来のため

アレルギーは生まれてくる子どもにより強く遺伝してしまうらしい。欧米ではそれで子どものアレルギー患者が急増しているとのこと。

自分の辛さをまた子どもにも味わわせるなんてそんなことは絶対にしたくない。自分自身アレルギーとなるものをあらかじめ控えておけば体質改善につながるため、遺伝しにくくなるという。

自分だけでなく、将来の家族のためにも検査をしておくのは選択肢のひとつとしてはいいかもしれない。

ビオチン療法について

「遅延性フードアレルギー検査で該当した項目は極力普段の食生活で摂らない」を前提として、「ビオチン療法」を行っています。

これは、ビオチン・ビタミンC・乳酸菌を摂取することによってアレルギーを軽減させる方法です。これによってだいぶ改善傾向が見られ、一口、また一口と上記の食べ物を徐々に摂取できるようになりました。さらに改善中!

詳しくは別記事で書きましたのでどうぞご覧ください。

最後に

以上、フードアレルギーとIgG検査についてでした。

食事改善、体質改善、グルテンフリーの食べ物、アレルギー対策、ファスティングなどはまた改めて書きます!やたらスーパーフードやら健康情報に人並より詳しくなったのは、自身の体調不良から調べ始めたのが理由です。

今のにたどり着くまでは、怪しいものを勧められたり、妙な民間療法を試しまくったりかなり回り道してどえらいことだらけでした。

まあそれによって、さらなるミニマリストや超合理的な生活になっているからまあよしとしよう。あとは理解も少しは広がっているような感じ。

まずは気になる人は試してみると何か気付きが得られるかもしれません。卵・乳製品・魚介類など96項目の検査が可能です。

思わぬ食材が時間差でアレルギー反応を起こしているなんてことがあるので…

・96種類の項目が検査可能
・自宅で手軽に
・2-3週間で結果判明

毎日を健康に生きよう!

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