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【GPファイナル2016】フィギュア最終戦!出場選手・優勝・結果を予想(12/9-12/11)

フィギュアGP結果
※記事内に商品プロモーションを含む場合があります

※2016/12/11更新

こんフィギュア!

10月から行われているフィギュアスケートのグランプリシリーズもいよいよファイナル!2016/12/9(金)〜12/11(日)まで3日連続でフランス・マルセイユにて開催されます。

世界トップ6の頂上決戦開幕!これまでの大会で成績上位のみが集うフィギュアスケート最終戦。男子シングル・女子シングルの出場選手(日本人選手・海外選手)の戦績やプロフィール・滑走順をはじめ、ショート・フリー決戦当日のコンディションを鑑みながら誰が優勝するかも予想していきたいと思います。氷上サバイバルが始まる!

グランプリファイナル2016マルセイユとは

大会日程・放送スケジュール

・男子ショート 2016年12月9日(金) よる8時~

・女子ショート 2016年12月10日(土) よる6時56分~

・男女フリー & エキシビション 12月 11日(日) よる7時58分~

※すべてテレビ朝日系列で放送

見どころ

GPシリーズを勝ち抜いた 「世界トップ6による世界一決定戦」オリンピック、世界選手権と並ぶフィギュアスケートの3大大会。 それが、氷上サバイバル世界一決定戦「グランプリファイナル」。 6ヵ国を転戦するGPシリーズの成績上位6名のみがGPファイナルに進出できる。 まさに世界のトップ6だけが出場を許される世界最高峰の頂上決戦。 今年の舞台はフランス・マルセイユで行われる。

(出典:フィギュアスケートグランプリシリーズ世界一決定戦2016|テレビ朝日)

GPファイナル男子シングル出場選手一覧

※敬称略

羽生結弦(はにゅうゆづる)

経歴・持ち味

宮城県出身の22歳。2014年ソチオリンピック金メダリスト。世界初「4回転ループ」のジャンプとスピンの美しさでGOEも高い「絶対王者」イケメン。昨年のGPファイナルで世界歴代最高得点330.43点をマークし、2013年から3連覇中。異次元の進化を続ける羽生選手が今回、男子初、前人未到の4連覇に期待がかかっている。

主な過去大会戦績

・グランプリ日本大会2016 優勝

・グランプリカナダ大会2016 2位

・グランプリファイナル2013、2014、2015優勝(3連覇)

・全日本選手権2012、2013、2014、2015優勝(4連覇)

優勝予想

★★

もともと「神ってる」素質を持ち合わせている人物。普段通りの演技はできそうだが覚醒ゾーンではないため、世界最高得点にはならないかもしれない。ただコンディションは比較的よいので優勝争いには絡んできそう。ジャンプで転倒しないかにかかっている。

宇野昌磨(うのしょうま)

経歴・持ち味

愛知県出身の18歳。世界初の成功でギネス認定もされた「4回転フリップ」が安定感あり、得意技「クリムキン・イーグル」で表現力にも定評がある若手スケーター。昨年のGPファイナルでは初出場ながら3位、今シーズンのGPアメリカ大会で優勝、GPロシア大会で準優勝と着実に実力を増している。GPファイナル初制覇が見もの。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016アメリカ大会 優勝

・グランプリ2016ロシア大会 2位

・グランプリファイナル2015 3位

優勝予想

★★★

今季はさらに調子を上げてきているうえに、大会期間中もコンディションバッチリなはず。昨年よりも順位を上げてくる可能性は十分あるので、ユヅ超え&GPファイナル初制覇もありうる。

ハビエル・フェルナンデス

経歴・持ち味

スペイン出身の25歳。彼女は安藤美姫さんということでも有名。2種類の4回転ジャンプと豊かな表現力が強み。昨年2015-16シーズンはは世界選手権優勝で2連覇を飾り、今季2016-2017はグランプリロシア大会・フランス大会と2連勝でアゲアゲ。ただ、 GPファイナルでは2年連続で銀メダルに終わっているので、初のGP制覇で有終の美を飾りたいところ。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016ロシア大会・アメリカ大会 優勝

・グランプリファイナル2014、2015 2位

・世界選手権2015、2016 優勝(連覇)

優勝予想

常人を超えたパワーを持っている。ただし、今大会は特にショートで自分の持ち味を発揮しづらい環境下にある。目標である初優勝を狙うには厳しい状況が待ち受けている可能性が高い。

パトリック・チャン

経歴・持ち味

カナダ出身の25歳。2014年ソチオリンピック団体戦・男子シングル銀メダリスト。4回転ジャンプを2種類に増やし、スピンの技術も高くスケーティングをそつなくこなす元世界王者。2015-2016シーズンから復帰し、今季はマリーナ新コーチを迎えたのが功を奏し、グランプリ大会で2度優勝しファイナルへ駒を進めている。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016カナダ大会、中国大会 優勝

・グランプリファイナル2015 4位

優勝予想

★★

直近で調子を崩してさえいなければ、本番には環境に飲まれることなく本来のスケーティングを披露できそう。それゆえ、上位に食い込んでくるので優勝争いに絡んでくることは必至。

ネイサン・チェン

経歴・持ち味

新時代の象徴。アメリカ出身の17歳で中国系アメリカ人。 4ルッツ+3トウループのコンビネーションジャンプが驚異的!昨シーズンではジュニアGPファイナルで優勝を飾り、今年シニアデビュー。1年目ながら、4種類の4回転ジャンプを巧みに取り入れることによって、GPフランス大会・GP日本大会では2位と好成績を付けている。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 フランス大会・日本大会 2位

・ジュニアグランプリファイナル2015 優勝

優勝予想

マルセイユにおいて、自分の思った通りの演技ができずに苦労しそうな予感。フリーで巻き返せるかがポイント。とはいえ、無理をしすぎてケガにつながる可能性があるのでしっかりケアしておきたい。

アダム・リッポン

経歴・持ち味

アメリカ出身の27歳。個性的な衣装とオリジナル技「リッポン・ルッツ」が持ち味。しばらく調子を崩したが、昨シーズンの全米王者であり、今シーズンはGPアメリカ大会・フランス大会で共に3位に着けるなど復活傾向にある。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 アメリカ大会・フランス大会 3位

優勝予想

調子を上げてきているとはいえ、まだまだかつてのキレまでは取り戻せていないだろう。今大会では上位メダル圏内に食い込むのとなるとかなり厳しい状況といわざるをえない。

GPファイナル女子シングル出場選手一覧

宮原知子(みやはらさとこ)

経歴・持ち味

京都府出身の18歳。150cmと小柄ながら、3回転ジャンプを失敗が少なく飛べることから「ミス・パーフェクト」と呼ばれる日本のエース。現在世界ランキング1位。愛読書としても知られている。今シーズンはGP日本大会(NHK杯)で2位に付けてファイナルへ。狙うはGP初制覇!

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 日本大会 2位

・グランプリ2016 カナダ大会 3位

・グランプリファイナル2015 2位

優勝予想

★★★

ファイナルを迎える前は調子がイマイチ上がらずに苦労したはず。今回は調子を上げてくるので初制覇の可能性を十分秘めています。

今回は「孫子の兵法」を携えて会場入りするという気合の入りよう!「彼を知り己を知れば百戦殆からず」だ!
※参照【フィギュア】宮原知子、孫子の兵法を携えてGPファイナルのフランスへ出発「頑張りたい」 : スポーツ報知

エフゲニア・メドベージェワ

経歴・持ち味

ロシア出身の17歳。コンビネーションジャンプと圧倒的な表現力を誇る。昨シーズンはグランプリファイナル&世界選手権優勝、今シーズンも2大会で優勝と「無敵の女王」2連覇&世界最高得点更新に期待がかかる。セーラームーン好きでも話題に。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 フランス大会・カナダ大会 優勝

・グランプリファイナル2015 優勝

・世界選手権 2016 優勝

優勝予想

★★★

もともと常人を超えるパワーを持つタイプ。普通の人であればやや厳しいコンディションであるはずがこの成績を収めてくるのでおそらく覚醒ゾーンに入っている模様。優勝争いにも絡んでくるし、今後も飛躍すること間違いなし。

アンナ・ポゴリラヤ

経歴・持ち味

ロシア出身の18歳。フィギュア大国ロシアの新生スケーターのひとり。今季は本国ロシア大会と日本大会を制して勢いに乗っている。初の栄冠に輝くことはできるか。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 ロシア大会、日本大会 優勝

・世界選手権 2016 3位

優勝予想

★★

今年に入って調子を一気にあげてきており、今大会でもその調子を崩すこと無くキープできそう。優勝争いに絡んでくるでしょう。

エレーナ・ラジオノワ

経歴・持ち味

ロシア出身の17歳。スケーティング技術が高く、3回転のコンビネーションシャンプをそつなくこなす実力派。昨年のGPファイナルでは3位に終わったが、今季もGP中国大会で優勝、ロシア大会で準優勝で4年連続ファイナルへ駒を進めている。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 中国大会 優勝

・グランプリ2016 ロシア大会 2位

・グランプリファイナル2015 3位

・グランプリファイナル2014 2位

優勝予想

★★

当日の調子は二極化しそう。自己ベスト・世界記録に届くくらいの大バケぶりか、全く振るわないかになりそう。台風の目となるか。

マリア・ソツコワ

経歴・持ち味

ロシア出身の16歳。今回のGPファイナル進出者の中では最年少。2013シーズンのジュニアGPファイナルでは優勝を収めた。今季はシニア1年目ながら、直近の日本大会で自己ベストを更新し3位に食い込み流れを掴んでいる。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 フランス大会 2位

・グランプリ2016 日本大会 3位

・ジュニアグランプリファイナル2013 優勝

優勝予想

数奇な運命を辿りやすく、逆境に立たされた分だけ、一般レベルを遥かに超える力を発揮する確率が高い。 今回はややそのパワーがマイルドになっているが、そこそこの成績は残してくるだろう。

ケイトリン・オズモンド

経歴・持ち味

ロシア出身の21歳。美人スケーターは多いが特にかわいい・美しすぎるとして話題に。2014年冬季ソチオリンピック団体戦の銀メダリスト。ケガに悩まされたが、今季は調子を上げてきており、GP中国・カナダ大会で2位を獲得している。表現力に優れている選手。

主な過去大会戦績

・グランプリ2016 中国大会、カナダ大会 2位

優勝予想

人とは異なる魅力を放つが、調子のアップダウンが激しく、良いときと悪い時に結果に大きく差が出やすい。 2位を取った時よりもパワーが収まっているので優勝争いまでは行かなそう。今季よりも来シーズンから覚醒する可能性を秘めている。

見どころ

男子4回転ジャンプ新時代

4回転サルコウ・4回転トゥーループが主流だったが、今季は羽生選手が世界初の4回転ループ、宇野選手が4回転フリップ、ネイサン・チェン選手は4回転ルッツ&4回転フリップとバリエーションを増やしている。

・羽生結弦:4ループ(世界初)、4サルコウ、4トゥーループ

・宇野昌磨:4フリップ(世界初)、4トゥーループ

・ハビエル・フェルナンデス:4サルコウ、4トゥーループ

・パトリック・チャン:4サルコウ、4トゥーループ

・ネイサン・チェン:4ルッツ、4フリップ、4サルコウ、4トゥーループ

・アダム・リッポン:4トゥーループ

GPファイナル滑走順

男子ショート

1:ハビエル・フェルナンデス(スペイン)

2:パトリック・チャン(カナダ)

3:宇野昌磨(日本)

4:ネイサン・チェン(アメリカ)

5:アダム・リッポン(アメリカ)

6:羽生結弦(日本)

※今大会から抽選で決定

男子フリー

1:宇野昌磨(日本)

2:アダム・リッポン(アメリカ)

3:ネイサン・チェン(アメリカ)

4:羽生結弦(日本)

5:ハビエル・フェルナンデス(スペイン)

6:パトリック・チャン(カナダ)

※SP4〜6位、1〜3位で1〜3番、4〜6番の演技順を抽選で決定。

女子ショート

1:宮原知子(日本)

2:ケイトリン・オズモンド(カナダ)

3:マリア・ソツコワ(ロシア)

4:アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)

5:エレーナ・ラジオノワ(ロシア)

6:エフゲニア・メドベデワ(ロシア)

女子フリー

1:エレーナ・ラジオノワ(ロシア)

2:マリア・ソツコワ(ロシア)

3:アンナ・ポゴリラヤ(ロシア)

4:ケイトリン・オズモンド(カナダ)

5:宮原知子(日本)

6:エフゲニア・メドベデワ(ロシア)

男子ショートプログラム(SP)競技結果

1位 羽生結弦:106.53点【今季最高】

【曲名:Prince – Let’s Go Crazy】

4ループ

4サルコウ+3トウループ

フライングキャメルスピン

3アクセル

足換えシットスピン

ステップシークエンス

足変えコンビネーションスピン

▼結果

6番目に滑走。最初の4ループで着地が乱れたがなんとか踏ん張った。あとのジャンプは完ぺき!滑らかなスピン・上半身の表現力も冴え渡り、今シーズン世界最高得点でトップに立つ。花投げ・プレゼント投げも多くて、場内の雰囲気も最高潮!まだ悔しがってる王子様…ストイック。

2位 パトリック・チャン:99.76点【自己ベスト】

【曲名:ビートルズメドレー】

4トウループ+3トウループ

3アクセル

フライングシットスピン

ステップシークエンス

3ルッツ

足換えキャメルスピン

足変えコンビネーションスピン

▼結果

最初のコンビネーションジャンプでは若干着氷が詰まったものの、あとのジャンプも転倒なし・着氷も問題なく、回転速度が落ちないスピン・巧みなエッジワークで素晴らしい演技を披露し自己ベストを更新!

3位 ハビエル・フェルナンデス:91.76点

【曲名:マラゲーニャ】

4トウループ+3トウループ

4サルコウ

フライングアップライトスピン

3アクセル

足換えコンビネーションスピン

足換えシットスピン

ステップシークエンス

▼結果

4サルコウ・3アクセルジャンプでやや着氷に乱れ・スピンにやや回転不足が見られて自己ベストを下回る結果に。

4位 宇野昌磨:86.82点

【曲名:映画「ラヴェンダーの咲く庭で」より「バイオリンと管弦楽のためのファンタジー」】
4フリップ

4トウループ+3トウループ

フライングキャメルスピン

足換えシットスピン

3アクセル

ステップシークエンス

足変えコンビネーションスピン

▼結果

本番で4フリップをしっかり決めたが、果敢に挑んだコンビネーションジャンプで転倒してしまい痛恨のミス…フリーで巻き返しをはかりたい。

5位 ネイサン・チェン:85.30点

【曲名:バレエ「海賊」】

4ルッツ+3トウループ

4フリップ

足換えキャメルスピン

3アクセル

フライングシットスピン

ステップシークエンス

足換えコンビネーションスピン

▼結果

課題にしていた後半の3アクセルは決めたが、4フリップで転倒してしまう。

6位 アダム・リッポン:83.93点

【曲名:Let Me Think About It】

3フリップ+3トウループ

3アクセル

足換えコンビネーションスピン

3ルッツ

フライングキャメルスピン

ステップシークエンス

足換えシットスピン

▼結果

4回転ジャンプはないものの、確実に決めてきた。スピンの出来栄えがよい!

男子フリープログラム(FP)競技結果

1位 ネイサン・チェン 197.55点

パーソナルベストを大きく更新。4回転ジャンプを転倒なく見事に着氷!トータルで逆転の2位にまで躍進した。

2位 宇野昌磨 195.69点

フリーではパーソナルベストを更新。トータルもPBに迫る勢い。

3位 羽生結弦 187.37点

後半のジャンプで転倒というミス…本人としては満足の行く演技ではなかったが、トータルでは優勝で史上初の4連覇達成に。

4位 ハビエル・フェルナンデス 177.01点

ジャンプで転倒をしてしまい、優勝争いからは脱落。

5位 パトリック・チャン 166.99点

転倒が続いてしまい、大きく減点に。自分の持ち味を出せない結果となった。

6位 アダム・リッポン 149.17点

最初の4トウループで回転不足で転倒。 3ルッツでも転倒をしてしまい、タイミングを崩してしまう。得意のリッポンルッツは成功。

女子ショートプログラム(SP)競技結果

1位 エフゲニア・メドベージェワ 79.21点【世界歴代最高】

【曲名:River Flows in Youほか】

フライングシットスピン

ステップシークエンス

3フリップ+3トウループ

3ループ

2アクセル

足換えコンビネーションスピン

レイバックスピン

▼結果

世界女王が圧倒的な技術と表現力を見せる。なんと大舞台で浅田真央選手の世界歴代最高得点をマーク。後半にジャンプを集めて基礎点1.1倍の高得点を狙ってくる。手を上げてジャンプをして加点などひとつひとつの技が加点を意識している緻密な演技構成をこなせる。

2位 ケイトリン・オズモンド 75.54点

【曲名:パリの空の下ほか】

3フリップ+3トウループ

3ルッツ

フライングキャメルスピン

2アクセル

レイバックスピン

ステップシークエンス

足変えコンビネーションスピン

▼結果

前半にジャンプを固めてくる構成。ミスがなく圧巻の演技を魅せて笑顔で終えた。回転軸が安定しており、体感のブレが少ない動きが高評価につながる。

3位 宮原知子 74.64点【自己ベスト】

【曲名:オペラ「ラ・ボエーム」よりルゼッタのワルツ】

2アクセル

ステップシークエンス

3ルッツ+3トウループ

足変えコンビネーションスピン

3ループ

フライングキャメルスピン

レイバックスピン

▼結果

トップバッターながら課題のショートをミスなくこなし、PBを更新!後半のコンビネーションジャンプも回転数が問題なく成功。勝つための戦術を考えてきた感じ!スピンも回転数、出来栄えもよく加点が期待できるプログラムとなった。

4位 アンナ・ポゴリラヤ 73.29点

【曲名:映画「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」より】

3ルッツ+3トウループ

足換えコンビネーションスピン

フライングキャメルスピン

3ループ

2アクセル

ステップシークエンス

レイバックスピン

転倒はしてしないが、着氷に乱れが見られた。左腰を痛めてしまったアクシデントがあったものの、パーソナルベストに近い演技となった。

5位 エレーナ・ラジオノワ 68.98点

【曲名:オペラ「ポーギーとベス」より】

3ルッツ+3トウループ

フライングキャメルスピン

足換えコンビネーションスピン

3ループ

2アクセル

ステップシークエンス

レイバックスピン

▼結果

やや心配な面が見られたが、なんとか演技を乗り切る。得意のステップでは観客を味方につけながら華麗に踊る。

6位 マリア・ソツコワ 65.74点

【曲名:バタフライズ・ア・フリー】

3ルッツ+3トウループ

フライングキャメルスピン

ステップシークエンス

3フリップ

2アクセル

足換えコンビネーションスピン

レイバックスピン

▼結果

転倒や着氷乱れはないものの、ジャンプに回転数が不足しがちで基礎点を落とした模様。身長が急激に伸びたことによりジャンプの安定性を保つのが難しいが高さをキープしているのは評価ポイント。

女子フリープログラム(FP)競技結果

1位 エフゲニア・メドベーデワ 148.45点

【曲名:映画「ものすごくうるさく、てありえないほど近い」】

3フリップ+3トウループ

3ルッツ

フライング足換えコンビネーションスピン

ステップシークエンス

3ループ

3フリップ

2アクセル+2トウループ

3サルコウ+3トウループ

2アクセル

コレオシークエンス

足換えコンビネーションスピン

レイバックスピン

▼結果:最初のコンビネーションジャンプでは着地をミスしてつなげられず。ただ、後半のジャンプではそつなくこなしてさすがの演技を見せて堂々の連覇達成!

2位 宮原知子 143.69点【PB】

【曲名:惑星】

3ループ

3ルッツ+3トウループ

3フリップ

フライングキャメルスピン

ステップシークエンス

レイバックスピン

3ルッツ+2トウループ+2ループ

2アクセル+3トウループ

3サルコウ

コレオシークエンス

2アクセル

足換えコンビネーションスピン

▼結果

会心の出来に自身も思わずガッツポーズ!ジャンプ・スピン・ステップすべてに加点もつくような演技。パーソナルベストを更新!218.33で総合でもPB更新。

3位 アンナ・ポゴリラヤ 143.18点【PB】

【曲名:Modigliani Suite】

3ルッツ+3トウループ

3フリップ

2アクセル

ステップシークエンス

フライング足換えコンビネーションスピン

3ルッツ+1ループ+3サルコウ

3ループ+2トウループ

コレオシークエンス

3ループ

2アクセル

足換えコンビネーションスピン

レイバックスピン

▼結果

フリーでパーソナルベストを更新!トータルでもPBを塗り替えるなど昨日の不安感を見事に払拭してくれた。

4位 ケイトリン・オズモンド 136.91点【PB】

【曲名:ラ・ボエーム】

3フリップ+3トウループ

2アクセル+3トウループ→2トウループに

3ルッツ

レイバックスピン

フライング足換えコンビネーションスピン

3ループ

3フリップ

3サルコウ+2トウループ+2ループ

2アクセル

ステップシークエンス

コレオシークエンス

足換えコンビネーションスピン

▼結果

転倒はなかったものの、狙い通りのジャンプの回転数には至らなかった。 ただパーソナルベストをフリー・総合ともに更新している。

5位マリア・ソツコワ 133.05点【PB】

【曲名:アダージョ】

3ルッツ+3トウループ

3フリップ

フライングキャメルスピン

ステップシークエンス

3ループ

3ループ+1ループ+3サルコウ

3ルッツ

2アクセル+2トウループ

コレオシークエンス

2アクセル

足換えコンビネーションスピン

レイバックスピン

▼結果

大舞台でパーソナルベストを更新!長身の演技が映える。

6位 エレーナ・ラジオノワ 119.83点

【曲名:トゥーランドット】

3ルッツ+3トウループ

3フリップ

足換えコンビネーションスピン

ステップシークエンス

コレオシークエンス

3ルッツ+1ループ+3サルコウ

3ループ+2トウループ

2アクセル

3ループ

2アクセル

フライング足換えコンビネーション

レイバックスピン

ジュニアGPファイナル

注目選手

▼坂本花織

▼紀平梨花

ジュニアもハイレベルな争いを期待せざるをえない!

女子のほうで日本人選手3名が出場。女優で本田望結さんの姉、昨シーズン世界ジュニア女王の本田真凜(ほんだまりん)選手(15)や昨シーズンはケガに悩まされたが、全日本ジュニア優勝の坂本花織(さかもとかおり)選手(16)、ジュニアGP第5戦スロベニア大会(リャブリナ)の際に女子史上7人目の成功となる「トリプルアクセル」を決めて優勝したことで話題の紀平梨花(きひらりか)選手(14)が挑みます。

※本田真凜選手は体調不良のため棄権となりました。

大会結果

男子シングル

1位 羽生結弦 293.90【4連覇】

2位 ネイサン・チェン 282.85

3位 宇野昌磨 282.51

4位 ハビエル・フェルナンデス 268.77

5位 パトリック・チャン 266.75

6位 アダム・リッポン 233.10

女子シングル

1位 エフゲニア・メドベーデワ 227.66【連覇】

2位 宮原知子 218.33

3位 アンナ・ポゴリラヤ 216.47

4位 ケイトリン・オズモンド 212.45

5位 マリア・ソツコワ 198.79

6位 エレーナ・ラジオノワ 188.81

最後に

グランプリファイナル2016について出場選手や滑走順、見どころも交えてお伝えしました。予想しながら見るとフィギュアスケートももっと面白い! 華麗なる演技をリアルタイムでこの目に焼き付けましょう!

それではまた!